日本人に多い近視。近視は大人になれば進行することはないと思われがちですが、そうではありません。近視が進み強度近視になると、緑内障をはじめとする失明につながる病気を引き起こしやすくなることが分かっています。また、緑内障は高齢者だけではなく、若いうちに発症するケースもあります。近視だけが原因で失明することはありませんが、近視のリスクを知り、進行を防ぐ生活習慣を心掛けましょう。
国内の死因で最も多い「がん」は、全死亡数の24.3%を占めており、およそ4人に1人が亡くなっています。国は、「胃がん検診」「大腸がん検診」「肺がん検診」「乳がん検診」「子宮頸がん検診」の5つの検診を推奨しており、これらの検診を受けることで早期にがんを発見でき、さらに治療することで死亡率を低下させることが科学的に証明されています。がんの予防には日々の生活習慣も大切です。食事・運動・禁煙など適切な生活習慣を心掛け、定期的にがん検診を受けましょう。
早期発見には「がん検診」が重要
「早期」とは、がん細胞が1~2㎝程度の期間を言いますが、この段階ではほとんどの場合、自覚症状がありません。気づかないうちにどんどん大きくなり、症状が出るころにはかなり進行しているケースも少なくありません。
がん細胞は短い期間で大きくなってしまいます。例えば、1㎝が2㎝の大きさになるのにかかる期間は、わずか2年です。検診を受けないと、早期の段階を逃してしまう可能性がありますので、対象年齢になったら、定期的に検診を受けるようにしてください。

当健保組合では
各種がん検診の費用補助をしています
詳細につきましては、当健保組合のホームページをご覧ください。