熱中症から身を守ろう

熱中症から身を守ろう


 暑さ厳しい日本の夏。総務省によると、2024年5月~9月の熱中症による救急搬送人員は約9万7,600人で、調査開始以降、最も多くなりました※1。今年の夏も全国的に平均気温より高くなると予想されていますので※2、熱中症予防を行い、暑さに負けない生活を送りましょう。
※1「令和6年(5月~9月)の熱中症による救急搬送状況」(総務省)
※2「3か月予報(2025年5月20日発表)の解説 向こう3か月の天候の見通し全国 (6月~8月)」(気象庁)


歯科検診でお口の状態をチェックしましょう

歯科検診でお口の状態をチェックしましょう

 歯が痛くなってから歯科医にかかるといったように、口腔ケアを後回しにしていませんか。歯を失う原因として最も多い歯周病は、自覚症状がほとんどないため、早期発見・早期治療が重要です。歯科検診は歯周病の早期発見に有効ですので、1年に1度は受けましょう。

歯周病は万病のもと

 歯周病は、歯垢中の細菌が炎症を起こし、歯を支える骨や歯ぐきなどが溶けてしまう病気です。最近では、炎症によって出てくる毒性物質が歯ぐきの血管から全身に入り、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病を起こしたり、悪化させることが分かってきました。また、アルツハイマー型認知症との関連が指摘されるなど、全身の健康に影響を与えると考えられています。
 重大な病気を発症する前に、歯磨きなどのデイリーケアをていねいに行い、歯科検診を受けて健康的な口内環境を維持しましょう。

歯周病と全身疾患の関連性

歯磨きのポイント

正しくブラッシングしましょう

デイリーケアの基本は、毎日の「ブラッシング」です。

歯ブラシの持ち方(仮)

歯ブラシは鉛筆をもつように軽く持つ

歯と歯ぐきの境目(仮)

歯ブラシを歯は「90度」、歯と歯ぐきの境目は「45度」にあて小刻みに動かす

当健保組合の歯科検診を利用しましょう

 定期的に歯科検診を受けると、虫歯や歯周病などを早期発見することができます。当健保組合の無料歯科検診を、是非ご利用ください。

口腔歯科検診(集団)・実施内容

検診対象者 被保険者
※一部事業所(希望者)
検診項目 ・虫歯や歯周病(CPIスコア)の検査
・検査後のブラッシング指導や健康相談
実施方法 検診業者が事業所へ来て行う巡回健診で実施しています。
検診費用 全額を当健保組合が負担します。
検診機関 一般社団法人綜合健康促進保健協会関西
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-2-11
TEL:06-4806-1022

歯周病リスク検診(郵送式)・実施内容

検診対象者 20歳以上の被保険者・被扶養者(隔年で対象者変更)
※過去1年間歯科医での受診歴がない方
実施方法 自分で採取した唾液を検査機関に郵送して行う検診です。採取した唾液中の血液反応(ヘモグロビン)を測定することで、歯周病の進行度合いを判定します。
実施手順 対象者に受診案内が送付されます。その案内を受理後に検診機関に申込むことで検査キットが送付されてきます。
検診費用 全額を当健保組合が負担します。
検査機関 メスプ細胞検査研究所
〒604-0827 京都市中京区高倉通二条下る瓦町550
TEL 075-231-2230
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