健康効果が期待できる
ウォーキングのポイント
ウォーキングをするとき、歩数や距離、歩いた時間を気にしがちですが、健康を目的としたウォーキングで大切なのは、筋肉に日常かかっている以上の負荷をかけることです。自分に合ったやり方で、できることから始めましょう。
長くだらだら歩くより、「ややキツい」くらいのスピードでキビキビ歩きましょう。目安は、おしゃべりをしながらできるレベルで、ややキツいと感じるくらいのペースです。慣れてきたら少しずつスピードを上げて、歩幅も広げましょう。

無理して毎日行わなくても、週3日、もしくは週末だけでも問題ありません。ライフスタイルに合わせて「習慣化」をめざしましょう。
「起床後」「帰宅後すぐ」など、自分の生活リズムに合わせてタイミングを決めましょう。ウォーキングの目標がダイエットなら食前、糖尿病予防なら食後が効果的です。
ウォーキングの前は必ず準備運動をしましょう。準備運動は、筋肉の温度を上げて柔軟性を高め、体を動きやすくするため、けがの予防になります。

コース選びも重要なポイントです。最初は運動負荷をかけるよりも、継続することを優先したコース作りを行い、慣れてきたら運動効果を上げることを考えます。いくつかのコースができたら、その日の気分でコースを選択すると楽しく継続できます。

監修
フリーフィットネスインストラクター
今井真紀