季節が冬から春に移行するこの時期は、体調の変化に注意しましょう。
春は寒暖差が大きく、朝晩と日中の気温差が10℃以上になる日もあります。この急激な温度変化により「寒暖差疲労」が引き起こされ、だるさや頭痛などの不調を感じやすくなります。
寒暖差疲労はなぜ起こるか
私たちの体は、気温の変化に応じて自律神経(交感神経・副交感神経)が切り替わり、体温や心拍数などを調整しています。しかし、急激な気温の変化が続くと、自律神経を何度も切り替える状態になってしまいます。そうすると、自律神経が疲れ、体温や血流のコントロールがうまくいかなくなり、心身の不調が起こります。
さらに、春は環境の変化によるストレスなどから自律神経のバランスが乱れ、寒暖差の影響を受けやすくなります。
寒暖差疲労の予防
寒暖差疲労の予防では、「自律神経を整える」ことが重要です。起床後に体が重いなどのサインを感じたら、早めにセルフケアを始めましょう。
バランスのよい食事を1日3食とる
次の食材を意識して取り入れてみましょう。
- 疲労回復に役立つ食材:(ビタミン・たんぱく質)
肉や魚、卵、玄米、大豆製品、緑黄色野菜、果物 など - 腸内環境を整える食材(食物繊維・発酵食品)
葉物野菜、果物、海藻、大麦、味噌、ヨーグルト、漬物、キムチなど
十分な睡眠をとる
睡眠不足は、自律神経の乱れに直結しますので、少なくとも6時間以上の睡眠をとりましょう。
適度に体を動かす
気分の落ち込みや倦怠感の改善には、軽く汗ばむ程度の運動が効果的です。速歩き、階段の使用、ストレッチやヨガなどを習慣にしましょう。
湯船につかってリラックスする
38~40℃の湯船にゆっくりつかると血流がよくなり、リラックス効果も期待できます。
温度調節しやすい服装
マフラーや靴下、アームウォーマーで冷えに弱い「首・手首・足首」を温めましょう。さらに、重ね着で気温差に対応できるようにしておくとよいでしょう。