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50代の男性諸君はとくにご注意を!歯周病でお口が臭ってるかも

50代の男性諸君はとくにご注意を!歯周病でお口が臭ってるかも


 「お口、臭ってる…」と言われたことありませんか?
日本歯科医師会が行った調査では、妻が夫の口臭を気にする(83.6%)、会社の上司や同僚の口臭が気になる(69.8%)、男友だちの口臭が気になる(67.6%)と言う結果があります。
 口臭の原因のひとつに歯周病があります。とくに、喫煙は歯周病を進行させる因子のため、口臭が強くなりがちです。伊藤ハム健保では40・50代男性の喫煙率・歯科医療費が高いことから、この年代の歯周病患者が多いことが予測されます。お口のため、健康のために、今すぐ歯のケアをはじめましょう。


歯周病も口臭も全身の病気も
犯人は歯周病菌

 歯周病は大人が歯を失う原因の第1位で、口の中にいる歯周病菌が増殖することで、歯を支える歯ぐきや骨(歯槽骨)を破壊していきます。目立った症状がないため、気づいたときには進行していて、歯を抜かざるを得ない場合が少なくありません。
 口臭は歯周病のサインで、歯周病菌が増殖する際にだすガスや、歯ぐきからでる膿などによって発生します。
 増殖した歯周病菌は歯ぐきの血管から血液中へ流れ込み、全身にも運ばれます。そして、糖尿病や動脈硬化、虚血性心疾患、脳血管障害、骨粗しょう症、メタボ、早産や低体重児出産などの全身の病気のリスクを高めます。


毎日の歯磨きと歯科検診で
お口と体の健康を守ろう

 歯周病菌は食べかすを栄養源にして「プラーク(歯垢)」と呼ばれる白くてネバネバした物質を作り出し、歯の表面に付着します。歯磨きでこのプラークを取り除かないと、歯周病菌が増殖します。また、プラークは時間がたつと「歯石」になり、歯周病菌の温床に。歯石は歯磨きでは取り除けないため、歯科検診を受けて除去してもらう必要があります。
 毎日の歯磨きと定期的な歯科検診で歯周病の発症や進行を防ぎ、お口と体の健康を守りましょう。

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