日本人の死因第2位は心臓病です。その代表である心筋梗塞と狭心症の発症は、以前は60歳以降が中心でしたが、近年では40歳前後で発症する人も増えています。高血圧、中性脂肪高値などの脂質異常症や喫煙は、心筋梗塞、狭心症の3大危険因子です。これらの因子がある方は今すぐ生活習慣を見直して、心筋梗塞や狭心症を予防しましょう。
予防は知ることから!
心筋梗塞と狭心症の基礎知識
心筋梗塞は、心臓に血液を送る冠動脈が動脈硬化で詰まり、心臓の一部が壊死する病気。突然発症し、治療が遅れれば死に至ります。狭心症は冠動脈が動脈硬化で狭くなり、一時的に心臓への血流が不足する病気。激しい運動をしたり、強いストレスがかかると胸痛発作などに襲われます。
生活習慣を見直して
高血圧・脂質異常症・喫煙を改善
動脈硬化の危険因子は、高血圧や脂質異常症、糖尿病、肥満、喫煙など。特に高血圧や脂質異常症を放置し、喫煙をつづけると心筋梗塞や狭心症の発症率が確実に高まります。生活習慣を見直してこれらを改善しましょう。