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秋からしっかり予防でウイルスをブロック!インフルエンザ

秋からしっかり予防でウイルスをブロック!インフルエンザ

暑さが落ちつくと、そろそろインフルエンザの季節。
気温が下がり、空気が乾燥する秋から感染が拡大します。ウイルスに負けない体づくりを心がけましょう!


 インフルエンザはかぜと違って感染力が強く、とくに温度や湿度が低くなる秋から冬にかけて感染が増えます。さらに抗原性が大きく異なる新型インフルエンザは、従来の季節性インフルエンザに比べて、ほとんどの人が免疫をもっていないため、世界的な大流行を招く危険性があります。
 初期症状はかぜと似ていますが、インフルエンザは急激に症状が悪化し、38℃以上の発熱、頭痛がひどい、関節痛で体じゅうがだるくなるといった全身症状がみられます。体調が悪いなと感じたらインフルエンザを疑い、早めに医療機関を受診しましょう。とくに心配なのは、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児。肺炎や脳症などを併発し、最悪の場合は死に至ることも。しっかり予防して、感染しないように気をつけましょう。


乾燥は禁物! 湿度を保ってのどを守ろう

 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下して感染しやすくなります。水を入れたコップや加湿器などを室内に置いて、湿度を50〜60%に保ちましょう。しかし湿度が70%を越えると、結露やカビの原因になるので要注意です。

<アロマの香り>アロマスプレー

殺菌作用のあるラベンダーなどが効果大。無水エタノール+精製水+アロマオイルを混ぜたスプレーをお部屋にシュ!


手洗いでウイルスをシャットアウト!

 インフルエンザの感染経路には飛沫感染と接触感染があります。飛沫感染は、感染した人が咳をすることで飛んだ、飛沫に含まれるウイルスを、別の人が口や鼻から吸い込んでしまうことで感染します。接触感染は、感染した人が咳を手で押さえた後や、鼻水を手でぬぐった後に、ドアノブ、スイッチなどに触れると、その触れた場所にウイルスを含んだ飛沫が付着することがあり、その場所に別の人が触れ、さらにその手で鼻、口に触れることにより、粘膜などを通じてウイルスが体内に入り込むことで感染します。この感染を防ぐには、人が多く集まる場所への外出を控えること。やむを得ず外出する場合には、不織布製マスクを着用し、外出から帰ったときには手洗いを心がけましょう。調理の前後や食事の前などにも、こまめに手を洗いましょう。

<手指を清潔に>アルコール消毒液

石けん+流水で指や爪の間までしっかりと手洗いを。アルコールを含んだ消毒液で手指を消毒するのも効果的です。


流行前にワクチン接種を

 予防接種は発症する可能性を減らし、もし発症しても重症化の予防が期待できます。抗体ができあがるまでに約2週間かかるので、早めに予防接種を受けましょう。ただしワクチンの効果が持続する期間は、一般的には5カ月ほどです。

<毎年受けよう>予防接種の習慣化

ワクチンはそのシーズンに流行すると予測されるウイルスを使って製造されています。毎年定期的に受けることがおすすめです。


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